学校嫌いだった(元不登校)が教員になったわけ
初投稿で自己紹介をさせていただきました。産休中教員のArisaです。
今日はなぜ私が教員になったのかという話をします。
まず、私は小学校時代と中学校時代に学校が嫌いでした。
理由は友人からの裏切りや部活動顧問との不和などありますが、根本的な原因はよくわかっていません。
今思えば、兄が病弱でよく休んでいて、それにつきっきりになっている母親に自分もかまってもらいたかっただけなのかなと思います。
学生時代は、大学3年になるまで教育学部に行っときながら教員になる気なんてさらさらありませんでした。
3年になり、同じ大学の友人などと話をしていると気づいたことがあったのです。
それは、「教員を目指している人はみんな学校が好き」ということでした。
その当時ちょうど過食症で鬱気味だった私は、大学もなんとかギリギリの出席日数しかいけてませんでした。その時に、友人たちは「このままじゃまずいから学校ぐらい行きなよ」「そんなんじゃちゃんとした社会人になれないよ」と私に叱咤しました。(なぜかそんなに親しくない友人の方が強めなアドバイスをしてきました。今でも仲良くしてる友人は優しかったです。)
「学校ぐらい」「ちゃんとした社会人になれない」そんなアドバイスでは心がどんどん落ちでいくばかり・・・。
この時に、「はっ」と気づいたのです。それは、「学校が嫌いや学校に行きたくない経験をしてない人はどうしてかわからないから叱ってはげますしかないんだ」と。
そういう人達ばかりが教員になった学校だったら子供たちが押しつぶされてしまうかもしれない。何もできないかもしれないけど寄り添える人が必要なんじゃないか。と考えるようになりました。
不登校や学校行きたくない生徒の心の支えになりたい、それが私が教員を目指した理由です。
不登校の子どもにどう接していいかわからない保護者の方いると思います。
まずできることは、
・たくさん話を聞いてあげること。学校のことじゃなくいろんな話を聞いてあげる。
・突き放さず寄り添ってあげること。
・一緒に楽しめることを見つけてやってみること。
この3つを試してみてください。すぐに学校行こうとはならないかもしれませんが本人が一日を満足して送れることが大切です。
また、焦ってしまうかもしれませんが不登校だった子が社会にでて活躍する姿をたくさん見ます。自分の子どもを信じてあげてください。